ソフィー・リケット個展 (Arnolfini, イギリス)
2012-03-02
2012-03-02
ARNOLFINI(イギリス、ブリストル)にてソフィー・リケットの映像作品
「To the River」が出展されます。
会期:2012年3月3日 - 4月22日
場所:ARNOLFINI (コンテンポラリーアートセンター、イギリス・ブリストル)
ソフィー・リケットの新作、「To The River」はイギリスで最も長い川、セバーン川で起こる驚きの現象、”セバーン海嘯(かいしょう)”からインスピレーションを受け、制作された映像作品である。
(海嘯とは、十五夜の時に発生する河口に入る潮波が垂直壁となって河を逆流する現象である。)
本作品は、2011年に開催されたベニスビエンナーレのニューフォレストパビリオン、"Artsway’s"にて最初に発表された作品である。
「To The River」で、リケットはカメラを人々と自然の間の橋渡し役とし、光と闇をどのように定義し、その関係性を空間に提示するかを探求している。
リケットは主にレンズをベースとする写真やビデオを用いて作品を制作しており、それらのメディア形式の抽象表現の可能性や物語性を考察している。リケットは主に夜中に制作し、たびたびその場所に潜在する物語の可能性を最小限に特徴づける。