「ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡」
2010-10-24
10月23日の本編上映終了後に行われたQ&Aセッションの模様が、TIFF公式サイトにて公開中です。
TIFF イベントレポート
TIFF イベントレポート(動画)
10月23日~31日にかけて開催される第23回東京国際映画祭にて、ヴィック・ムニーズ作品“Pictures of Garbage”の制作舞台裏を追ったドキュメンタリー映画が公開されます。
また、10月23日の上映終了後には、作家と観客とのQ&Aも開催されます。
上映作品: 『ヴィック・ムニーズ / ごみアートの奇跡』(原題 “Waste Land”)
上映日時: 10月23日(土) 10:45 – TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン1
(上映終了後、ヴィック・ムニーズ本人と観客とのQ&Aセッション)
10月28日(木) 17:00 – シネマート六本木 スクリーン1
作品解説: 現代芸術家ヴィック・ムニーズが故郷ブラジルに戻り、南米最大のごみ 処理場で働く若者たちと出会い、彼らと新たなアートを模索してゆく。 約3年間キャメラは彼らを追った。
あらすじ: 3年かけて撮影された本作は、有名なアーティストであるヴィック・ムニ ーズが、活動拠点のブルックリンから故郷のブラジルへ、さらにはリオ・ デ・ジャネイロ郊外にある世界最大のゴミ処理場「ジャジン・グラマーシ ョ」へと至る旅を追っている。そこで彼は、“カタドール”――自称“再 生利用可能な素材を拾い集める人々”を写真に収める。ムニーズの最初 の目的は、ゴミと共に生活する彼らを“描く”ことだった。しかし、想 像力をかきたてられる人々との共同作業において、ムニーズがゴミから 写真のイメージを創造する際に、人間の尊厳と絶望が露わになり、モデ ルとなった彼らも自分の人生を新たに見つめ直すことになる。“Devil's Playground”(02)『ブラインドサイト ~小さな登山者たち~』(06)を監 督したウォーカーは、ムニーズの創作過程に寄り添うことで、芸術そし て人間精神が変化していく様を捉えている。