ストーリーテラー | Storytellers -Through the lens of contemporaneity
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©Ting-Tong Chang | photo by Liu Che-chun |
Vol.2 ティントン・チャン Ting-Tong Chang
11/11(金)~ 11/23(水)
場所:nca | nichido contemporary art
営業時間:火 – 土 11:00 – 19:00(日・月・祝日休廊)
*11月22日(火)は作家が在廊する予定です
*11月23日(水/祝)は開廊します
Vol.1 ソクチャンリナ・リム (Sokchanlina Lim)10/28(金)~ 11/9(水)
Vol.2 ティントン・チャン(Ting-Tong Chang)11/11(金)~ 11/23(水)
Vol.3 ~ Vol.4 Coming soon
nca | nichido contemporary artは、映像表現にフォーカスした、国際的に活躍するアジアのアーティスト4名によるグループ展、「Storytellers | ストーリーテラー -Through the lens of contemporaneity /映像表現の現在」を開催いたします。
映像表現は、ドクメンタやビエンナーレ、トリエンナーレなどの大規模な国際展で多く展示され、ここ数年は特に増加傾向にあります。その表現はパフォーマンスやオブジェクトを取り入れた映像インスタレーションや、5感を刺激するものなど多岐にわたり、注目を集めてきました。本展では、歴史を横断しながら各々の自国が抱える現在の様々な問題を、ビデオを中心にユニークな手法で表現するアーティスト4名を選出し、展示期間を分け、個展形式で順に発表いたします。
Vol.2 ティントン・チャン
ティントン・チャン(1982年台湾生まれ。現在台北在住)は不条理で非理論的な社会や、消費主義の現代社会が与える社会的、生態的影響などあらゆる問題を提議し、ドローイングやパフォーマンス、立体、映像など様々な手法を用いて科学やテクノロジー、歴史など、自身を取り巻く世界を解体、融合させて作品に表します。
本展のメインスペースで発表する映像と立体のインスタレーション、「ソープ」は第一次世界大戦中に流れたフェイクニュースの一例(ドイツ軍が森の中に秘密工場を作り、そこで死体を溶かして石鹸を作り、物資が不足しているときに軍用に使っていたという嘘の話をイギリスの諜報機関がマスコミに流布させた件)を題材に、現在も絶えない情報操作の脅威を問題視しています。
またJeju Biennale2022に出展する新作映像作品で、済州島に伝わる神話をもとに制作した「The Blue Wave Women」他も併せて展示いたします。