ダニエル・リー -ジャングル-2008 2.29 - 3.22 |
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Daniel Lee / ダニエル・リー
- Jungle / ジャングル -
会場 nca | nichido contemporary art
会期 2008年2月29日(金)- 3月22日(土)
営業時間 火-土11:00 - 19:00 / 日祝月 休廊
パネルディスカッション 2008年2月29日(金)18:30-20:00
*ゲストパネラー:ホワン・サンサン /黄 さん
開場;18:00~ (予約不要)
この度、nichido contemporary artは、ダニエル・リーによる第2回目の個展を開催致します。
ダニエル・リーは、コンピューターを使用した写真モンタージュで人間の根源的な姿が変貌していく様子をリアルに表現しています。近年のコンピューター技術によってドローイング、写真など、彼のさまざまな技術を融合させて独自の表現方法を創り出しました。
新作、「ジャングル」 は、リーの近年の作品、「ナイトライフ」からの進展であり、今日の都市環境における人間同士の本質的で動物的な交流のポートレートになっています。今展覧会では、200 x 600cmの作品と、そのなかに登場するキャラクターのポートレート作品によって構成されます。
- 落日は、しばしば野生動物の命の営みに新しい風景を呼び覚ます。そして、それをプレデター、ハイエナ、そして獲物たちが注意深く見守っている・・・・・ -
ダニエル・リー、2007
本展覧会にあわせ、作家、ダニエル・リーとゲストパネラーのホワン・サンサンさんによるパネルディスカッションを開催いたします。是非ご参加くださいませ。
作家略歴:1945年、中国/重慶生まれ、台湾育ち。NY在住。中国文化大学にて絵画を学んだ後、渡米。その後、フィラデルフィアアートカレッジにて写真と映像の修士号を取得。1993年より制作を開始、2003年度ベニスビエンナーレへ映像インスタレーションを出展するなど、世界各地で発表を行っている。近年の主な展覧会履歴として、アジアン・アート・ビエンナーレ/国立台湾美術館(台中、2007年)、エレクトロニック・アーツ・パースビエンナーレ(オーストラリア、2007年)、バンクーバー・アジア現代美術センター(カナダ、2007年)、アンギアン・レ・ヴァン芸術センター(パリ、2006年)、パタギャラリー(北京、2006)、上海ビエンナーレ/上海美術館(中国、2006年)他、多数。
作品収蔵先:ブルックリン美術館(ニューヨーク)、高雄市立美術館(台湾)、ニューメキシコ美術館(サンタフェ)、パリ市立近代美術館(パリ)、シアトル&ウェルカムコレクション(ロンドン)、レントス美術館(リンツ)他。
*ホワン・サンサン;
1979年台北生まれ。台湾国立師範大学卒業、現在東京大学大学院文化資源学研究博士課程に在籍。研究のほか、横浜トリエンナーレ2005国際展のキュレーターアシスタントとしてカタログ執筆、自主企画として「少女と阿修羅—夏愛華台北・東京個展」(2006)、「華・非・華」展(2007)のキュレーションを行う。