大山 葉子 -Atma-2006 01.13 - 01.28 |
|
大山葉子
「Atma」
2006年1月13日(金)~28日(土)
11:00~19:00
休廊 日・月
アーティストレセプション 1月13日(金) 18:00-20:00
nichido contemporary art は、大山葉子による「Atma」展を開催いたします。
本展では、バリ島で撮影した新作のゼラチンシルバープリントを発表いたします。
「自然と神と人間が一体となって暮らしを営んでいるバリ島にいると、私たちが忘れがちな或る事に気付かされる。この世の命あるものはすべて誕生と生と死の循環の中にあり、月の満ち欠けや潮の満ち引きと同じく、人も又自然の一部である、という感覚である。
赤道直下のバリにおいては、強い生命の輝きを放っている植物たちも又、人間と同様にさまざまな想いや邪念にうごめいているかのようだ。
そして月満ちる夜、新しい力を得て浄化され、さらに強い生命へと命を継いでいくのではないか。
そのような植物たちには命の本質である魂―Atma(アトマ)―が宿っているように見える。
肉眼では見ることの出来ない魂というものを何とか眼に見えるかたちにしたい。その想いを植物に託し、太陽や月や風の力に助けられながら撮影は続けられた。」
大山 葉子
略歴
1961年東京生まれ。1980年より都内のオーケストラに第1ヴァイオリン奏者として在籍。1985年から1992年までハンガリーに音楽留学。1995年日本写真芸術専門学校卒業。同年より松本路子主宰の写真ワークショップ「写真作家コース」に参加。2001年東京、「ギャラリーオリーブ」にて2004年東京、「新宿ニコンサロン」にて個展。
現在はバリ、東京を基点に作品を制作している。