ジャナイナ・チェッペ -Lacrimacorpus-

ジャナイナ・チェッペ -Lacrimacorpus-

2005 10.14 - 11.12

Press Release

anaina Tschape "Lacrimacorpus"
ジャナイナ・チェッペ「ラクリマ・コーポス」

2005年10月14日(金) ~ 11月12日(土)
営業時間 火-土 11:00 - 19:00
休廊 日・月・祝
レセプション 10月14日(金)18:00-20:00

nichido contemporary artは、ジャナイナ・チェッペの新作展「ラクリマ・コーポス」を開催いたします。

ジャナイナ・チェッペの作品は、「儚さ」と「強さ」を兼ね備え、「水」「生命」「女性」「記憶」「哀しみ」といった要素を含み、シリーズごとに、写真、映像、ドローイングなど様々な方法で美しく表現されています。

本展覧会名「Lacrimacorpus」とは、ラテン語で「tear」・「body」を意味します。アメリカには、「自分の醜い姿に人目を避けて生きていた生き物が、最後には自分の涙に溶けてしまった」という同名の伝説があります。作品の舞台となっているのはドイツ・ワイマール。かつて、文化、社会、政治的に重要な都市として機能し、同時に多くの思想的な変化(ロマンティシズム~ファシズム~ソーシャリズム~バウハウス~モダニズム)を経験した都市です。作品に登場する女性は、ゲーテの「ファウスト」がワイマールで初演された時の衣装と、ゴムでできた涙の房を身にまとい、歴史深い街の記憶のリアリズムとロマンティシズムを表現します。

本展覧会には、昨年ドイツ・ワイマールのACCギャラリーで発表された大判カラー写真作品5点とDVD作品に加え、本展覧会のために制作された新作のポラロイド12点、ドローイング24点を発表いたします。

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